寒い冬がようやく終わりを迎え、暖かい季節に移ろうとしています。
春休み、ゴールデンウィークと沖縄旅行の予定を立てている方もいるのではないでしょうか。
沖縄は既に晴れた日は強烈な紫外線が降り注いでいます。
紫外線対策は、帽子、日焼け止め、服装で防ぐことが出来ますが、目への紫外線対策は特に必要となります。
そこで、沖縄旅行を気持ちよく楽しむ為に目への紫外線対策の必要性をお伝えします。
目に紫外線が入ることによる人体への影響
沖縄県では本州に比べて紫外線が強いことは知られています。
紫外線対策というと、肌や頭皮に日焼け止めを塗ったり、日焼けしない服装にするといった事が思い浮かぶのではないでしょうか。
もちろん肌や頭皮の紫外線対策は重要ですが、目の紫外線対策も同様に重要な事なのです。
紫外線が目に入ると肌が日焼けをする
脳は目から入った光によって、見ているものの明るさや色、形などを判断します。
光の一種である紫外線が目に入ると、同じように脳に伝わりますが、紫外線は光の中でもエネルギーが強いため脳が「強い日差しが入ってきた」と判断します。
そのため、脳は、身体が日差しに負けないように肌にメラニン色素を出すように命令します。
このメラニン色素が肌を浅黒くさせる原因であり、肌に直接紫外線があたっていなくても日焼けをしてしまう仕組みです。
日焼け以外の紫外線が目に入るリスク
目に紫外線が入ると、日焼けやシミ、そばかすの原因になりますが、肌トラブル以外にも目のトラブルに繋がる可能性があります。
紫外線は、目の中で蓄積されるため、ドライアイや充血の慢性化、白内障を引き起こすリスクがあります。
目は人体にとって替えの効かないかけがえのない臓器です。
食生活や歯磨き、運動等で健康を意識するように、毎日の目の紫外線対策はとても大切です。
サングラス?UVカットメガネ?なにを使えばいいの?
目の紫外線対策と言えばサングラスを思い浮かべるのではないでしょうか。
また近年では、レンズの色が薄めのサングラスやUVカットメガネを掛けている方もよく見られるようになりました。
では、サングラスやUVカットメガネはどのように使い分ければいいかをお伝えします。
サングラス
サングラスの主な目的は、太陽光の眩しさから目を守ることです。
そのため、紫外線対策にはなっていない場合があります。
UVカット機能がついているサングラスがほとんどですが、レンズの色の濃さとUVカット機能は比例しません。
また、レンズの濃いサングラスを使用した場合、瞳孔が開きます。
瞳孔が開くことによって紫外線をより多く取り込んでしまう可能性もあるので、注意が必要です。
UVカットメガネ
目の紫外線対策にをするなら、UVカットメガネである必要があります。
UVカットメガネとは、レンズの表面にコーティング剤を塗ったり、レンズに特殊な加工を施してレンズを通る紫外線を吸収、反射しながら目への影響を抑えるものです。
UVカットメガネの効果は、UVカット率や紫外線透過率を示す「UV380」や「UV400」等の表記で判断できます。
UV380は紫外線を約90%、UV400は約99%カットできるといわれています。
紫外線対策でサングラスやUVカットメガネを購入する際はUVカット率や紫外線透過率を比べて自分に合うものを購入してください。
沖縄旅行での紫外線対策
ここまで紫外線が及ぼす人体への影響と目の紫外線対策の重要性をお伝えしました。
では、沖縄旅行に行く際はどうすれば良いのかをお伝えします。
- UVカットメガネは必須
- 紫外線の強い時間帯はあまり外に出ない
- 帽子、サングラス、服装、日焼け止めで紫外線対策を万全にする
- 海で泳ぐときはラッシュガードを着用し、肌が露出する部分にはこまめに日焼け止めを使用する
以上が沖縄旅行を後悔なく毎年楽しむための紫外線対策となります。
特に忘れがちな目への紫外線対策は絶対にしてくださいね。
さいごに
目への紫外線対策を忘れがちの方は多かったのではないでしょうか。
日焼けをしないようにするには目の紫外線対策は必須です。
夏の季節の沖縄旅行は本当に楽しいです。
綺麗な海、景色を見ているだけで幸せな気持ちになりますが、ケアは絶対に忘れないでくださいね。
日焼けした黒い肌に憧れる方もいると思いますが、私はお勧めしません。
将来後悔しないためにも、今年の紫外線対策は万全にして沖縄を楽しみましょう。
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