沖縄移住をしてみたいけど、自分に合わなかったらどうしよう。
沖縄移住を実際に体験することはできないの?
沖縄移住に対してこのような考えで迷っている方は多いのではないでしょうか。
そんな方は、本記事を読んで頂くと沖縄移住体験というものを知って頂くことで、沖縄移住がより身近に感じる事が出来るはずです。
また、沖縄移住体験の制度を使わなくても沖縄移住を個人で体験する方法があるので是非試してもらいたいです。
本記事は、沖縄県で行われている沖縄移住体験を紹介するとともに、私自身が沖縄移住前に行った準備を紹介し、沖縄移住をより身近に感じるような記事となっております。
沖縄移住の魅力
沖縄移住体験の話に入る前に沖縄の魅力について改めて考えてみましょう。
沖縄移住は憧れから考え始める方が多いのではないでしょうか。
沖縄移住の目標を失わないためにも、不安よりも魅力を忘れないようにしましょう。
年間を通して温暖な気候である
沖縄県の魅力と言えば温暖な気候です。
冬は10℃を下回ることがほぼ無いため、本州からの移住者はその暖かさに感動するのは間違いないです。
また、夏も最高気温が35℃を超える日はめったになく、本州よりも涼しく感じると思います。
理由としては、海に囲まれており、風が吹くので熱気がこもらないためです。
強烈な紫外線対策をしっかりすれば夏でも過ごしやすいのが魅力です。
綺麗な風景を感じることが出来る
沖縄と言えば南国の綺麗な風景が魅力です。
本州では見ることのできない海の色、植物、動物、星空に囲まれて過ごす時間というのは特別です。
沖縄の景色が好きな方ならば、想像するだけでもワクワクすると思います。
沖縄でしか味わえない魅力がたっぷり詰まっています。
沖縄県民はおおらかな性格の方が多い
沖縄県に行くとおおらかな方が多いのは確かです。
特に男性はおおらかであり、女性はしっかりした方が多いように思います。
沖縄の人たちはセカセカしている方が少ないと感じます。
私自身、関西からの移住だったので、より違いを感じたのかもしれません。
近所のスーパーやドラッグストアの店員も、関西と比べて皆優しく話してくれる印象です。
花粉症の心配が少ない
私は関西に住んでいる頃は、スギ花粉、ヒノキ花粉に非常に悩まされていました。
特にスギ花粉が酷く、アレルギー検査ではマックスのレベルを示していました。
沖縄は花粉症の心配はないと聞いていましたが、正直疑っていました。
しかし、沖縄での春に全く花粉症を発症しなかったのです。
32年生きてきて花粉症の無い春がこんなにも気持ちいいものだったのかと改めて感動しました。
しかし、沖縄にも花粉が全くない訳では無いので、季節によっては発症する方もおられると思います。
沖縄県で移住体験が出来る場所
沖縄では移住体験を行っている自治体があります。
沖縄移住を考えているが不安に思う方は、以下で紹介する移住体験を実際に体験するのもありだと思います。
国頭村
国頭村(くにがみそん)とは、沖縄本島最北端に位置する村で、亜熱帯の木々が生い茂る大自然が魅力の村です。
国頭村では国頭村に移住を検討している方に対して国頭村移住体験住宅が用意されています。
目的は、一定期間、村内での生活を体験できる機会を提供して移住促進を図るためです。
家族で移住体験ができ、最大で90日と長期で体験できるのが魅力です。
なお、観光、仕事、受験等の目的、ゴールデンウィークや年末年始の受け入れは行っていないため注意してください。
↓国頭村移住体験↓
http://www.vill.kunigami.okinawa.jp/emigration/
東村
東村(ひがしそん)とは、沖縄本島北部の東海岸に位置する村で、国頭村と同じく自然が豊かな村です。
東村では、「東村子育て田舎暮らし体験」という東村での田舎暮らしが体験できる制度があります。
対象は東村への移住を検討している概ね45歳未満の子育て世帯とされています。
日常生活を営むのに最低限必要な住宅備品が揃えてあるアパートが用意されており、最大で13泊可能です。
なお、年末年始や大型連休中は利用できないので注意してください。
↓東村子育て田舎暮らし体験↓
https://www.vill.higashi.okinawa.jp/soshikikarasagasu/kikakukankoka/gyomuannai/1/362.html
伊江島
伊江島(いえじま)とは、沖縄本島北部、本部港からフェリーで30分の場所に位置する周囲およそ22㎞の小さな島です。
伊江島では、「移住体験プログラム」という島暮らしをプチ体験できる制度があります。
「移住体験プログラム」の目的は、伊江島滞在中にたくさんの島の方々と出会ってもらい、島との相性を感じてもらう事とされています。
伊江島に移住を検討している方が対象であり、地域コミュニティや行事に積極的に参加する意思がある方が対象となっています。
↓移住体験プログラム↓
https://www.iejima.org/document/2022072000038
与那国島
与那国島(よなぐにじま)とは、日本最西端に位置する八重山列島の島です。
与那国島では、与那国島への移住を考えている方に向けて「与那国島移住体験施設・体験プログラム」という制度があります。
目的は、与那国島への移住を考えている方に向けて、与那国島での生活や交流を通じて長く暮らしていけるかを考えてもらおうというものです。
参加資格は、与那国島への移住を考えている方で、プログラム参加時に島内の行事等に積極的に参加される方等の条件があります。
↓与那国島移住体験施設・体験プログラム↓
久米島
久米島(くめじま)は沖縄本島から西に100㎞に位置する沖縄列島に属する島です。
久米島は「オーダーメイド型移住体験サポート」という久米島に移住を考えている方に向けた制度があります。
他の移住体験とは異なり、移住を体験するものではないですが、移住者の希望に沿い、移住について知りたいことを島暮らしコンシェルジュがサポートしてくれるというものです。
観光目的での利用は出来ません。
↓オーダーメイド型移住体験サポート↓
移住体験なしで沖縄移住を体感する方法
ここまでは沖縄県の自治体が行っている移住体験を紹介しましたが、移住体験なしでもその気になれば移住した気持ちを味わうことが出来ます。
実際私も沖縄で移住体験の制度を利用せずに移住しました。
そもそも、移住体験を知らなかったというのもありますが、沖縄への移住前の1年間で行った移住を味わう方法をお伝えします。
長期滞在する
まずは長期滞在してみることです。
仕事をしながらだと中々難しいことかもしれません。
しかし、普段の2泊3日ほどの旅行では気づけないことも長期滞在なら気づく可能性があります。
また、2泊ほどだと沖縄にテンションが上がったまま帰ることになるので分からないですが、沖縄での生活を普通だと思うほど滞在してみるのがいいと思います。
それでも沖縄がずっと好きならば迷わず移住に踏み切れると思います。
ゲストハウスを利用する
移住を考えていなければ好きなホテルに泊まればいいと思います。
しかし、沖縄旅行で良いホテルに泊まると、いつまでたっても沖縄が特別な場所になってしまいます。
実際に住むことをイメージすることが難しいように感じます。
ゲストハウスに宿泊すると、島に暮らすように宿泊が出来る気がします。
私自身、ゲストハウスが好きでよく泊まっていましたが、現地の生活を実感することが出来るとともに、様々な情報を得ることが出来ます。
宿泊客は沖縄の方では無い事が多いですが、沖縄移住を考えている方に出会えることもあると思うので、いい経験になると思います。
家具家電付きの宿泊施設を利用する
ゲストハウスと同様に暮らすように宿泊することが出来ます。
また、1人でゆっくりしたい方にも向いています。
実際に沖縄県のスーパーで買い物し、ご飯を作るというのを体験するだけでも移住のイメージは沸いてくるものです。
沖縄移住のデメリット
沖縄移住をするうえでやはり知っておかなければ後悔することもあります。
何も知らずに移住し、後悔して移住をすぐにやめてしまうというのは避けましょう。
紫外線対策をしないと火傷する
沖縄県では、年中晴れた日は紫外線対策をする必要があります。
特に夏場の紫外線は強烈で、対策をせずに紫外線を浴び続けると火傷のよう日焼けとなってしまいます。
肌や髪の毛の紫外線対策はもちろんのこと、目への紫外線対策も忘れずにする必要があります。
台風が強烈
ご存じの通り、沖縄県は台風が非常に強い状態で上陸します。
毎年の事なので多少の慣れはあると思いますが、それでも毎年恐怖にさらされます。
非常に強い雨風への対策も必要となります。
湿度がすごく高い
沖縄は思っている以上に曇りや雨の日が多く、海に囲まれている為年間を通して非常に湿度が高いです。
特に梅雨時期は、家で除湿を怠るとカビが繁殖してしまうため注意が必要です。
また、特に女性ですが、湿度が高いため、セットした髪の毛も爆発してしまいます。
本州とは違う環境だと理解する必要があります。
沖縄県の水道水は硬水である
沖縄県は本州の水とは違い硬水です。
飲み水としても問題ないとのことですが、まずいと感じる方が多いというのも事実です。
また、個人差はありますが、髪質が変わったり、肌荒れするような方もいるみたいです。
私自身はなにも感じないですが、気になる方は浄水器をつけるなどの対策が必要になります。
沖縄移住をした私の意見
ここからは個人的な意見ですが、私が実際に沖縄に移住して思ったことをお伝えします。
やっぱり沖縄移住して良かった
この言葉に尽きます。
まだまだ沖縄移住して日は経ってないですが、沖縄移住して本当に良かったと思っています。
やりたいことを実現している実感が生きていて心地良いものです。
大変なことももちろんありますが、それ以上の魅力を感じる沖縄に住めていることで満足しています。
心配事は多かったが住めば何とかなる
私は結構な心配性です。
沖縄移住をする前には心配事を少しでも無くそうと努力をしていました。
しかし、心配事というものは後からどんどん湧いてくるものです。
私は心配性ながらも思い切って沖縄移住をしましたが、何とか楽しんでいます。
そして住まなければ分からないこともたくさんあります。
中々難しいとは思いますが、好きな事を思い切ってやってみると意外と何とかなるものです。
人間関係を求めすぎない
沖縄県の方はおおらかで優しいという印象があると思います。
しかし、その優しさを求めすぎるのはやめた方が良いと思います。
沖縄の人は沖縄での人間関係を大事にされていると思います。
沖縄以外の方が沖縄の人間関係に遠慮無しにズカズカと入り込むと、誰であっても嫌な思いをすると思います。
冷たくされたと感じても仕方ないと思います。
そして、地元に帰って「沖縄の人は冷たい人が多いから嫌」と言って言い訳するのもやめましょう。
移住支援は基本的に無い
移住体験をしている自治体を紹介しましたが、皆さんが思っている通り、行っている自治体は少ないです。
また、移住支援を行っている自治体も同じく少ないです。
沖縄県は移住先として人気なので移住支援をしなくても移住者は集まります。
なので、移住支援を目的とした移住はあまりお勧めできません。
まとめ
沖縄移住を実現するためにはイメージを具体的に持つか思い切るかのどちらかが必要となると思います。
自分が住みたいと思う場所で移住体験が出来るのであれば参加するのが良いと思います。
また、移住の準備に時間をかけすぎるのも時間がもったいないと思います。
沖縄移住は物件選びも含めて思い切りが大事だと思います。
失敗はつきものなので気軽に目標を達成していきましょう。
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