最近、コンビニやスーパーでもよく見かけるようになったウォーターサーバー。
「家にもあったら便利そう…」と思って調べてみたけど、種類が多すぎて迷ってしまったことはありませんか?
実は、ウォーターサーバーにはいくつかのタイプがあり、家庭のライフスタイルや目的によって選び方が変わってきます。
せっかく導入するなら、後悔せずに長く使えるものを選びたいですよね。
この記事では、初めてウォーターサーバーを選ぶ方に向けて、失敗しない選び方のポイントをわかりやすく解説します。
さらに、最近注目を集めている「浄水型ウォーターサーバー」についてもご紹介!
自分にぴったりの1台を見つけるヒントとして、ぜひ最後まで読んでみてください。
ウォーターサーバーの主な種類を知ろう
ウォーターサーバーにはいくつかのタイプがあります。
それぞれに特徴があるので、まずは基本的な違いを押さえておきましょう。
宅配型と浄水型の違い
ウォーターサーバーは大きく分けて「宅配型」と「浄水型」の2種類があります。
宅配型は、メーカーが定期的にお水を自宅まで届けてくれるスタイル。
天然水やRO水といった種類が選べて、味にこだわりたい方には人気です。
ただし、ボトルの保管場所やゴミ処理、ボトル交換の重さなどが気になるという声も。
一方の浄水型は、自宅の水道水を本体に入れてフィルターでろ過し、美味しい水に変えてくれるタイプ。
水を買う必要がなく、ボトルのストックも不要なので、手間が少なくて済みます。
特にコスト重視の方や、ゴミを減らしたい方に支持されています。
ボトル式と水道直結式の特徴
さらに細かく見ると、ウォーターサーバーの水の供給方法にも違いがあります。
ボトル式は、本体上部や下部に水のボトルを差し込むタイプで、宅配型の多くはこちらです。
ただし、12リットル前後の重たいボトルを持ち上げる必要がある場合もあります。
水道直結式は、キッチンの蛇口や分岐栓から直接本体につないで使うタイプ。
常に水道水が補充されるので、補給の手間がありません。
ただし、設置には工事が必要な場合もあるため、事前に確認が必要です。
家庭のライフスタイルに合ったタイプを選ぶ
ウォーターサーバーは、どれが“良い”というよりも、「誰が」「どのように」使うかによって最適なタイプが変わってきます。
ここでは、生活スタイル別におすすめの選び方をご紹介します。
一人暮らし向けか、ファミリー向けか
一人暮らしの場合、なるべく省スペースで、ランニングコストも抑えられるタイプが理想です。
この場合は、水道水を使える浄水型の卓上タイプが人気。
コンパクトなのでキッチンやデスク横にちょこんと置けて、必要なときにサッと使えます。
一方、家族で使う場合は、消費量が多くなるため、しっかり容量があるタイプが安心です。
子どもがいる家庭では、チャイルドロック機能付きや自動洗浄機能付きのものが重宝します。
また、ボトルの交換頻度を減らすためにも、大容量タンクのタイプが向いています。
赤ちゃんや高齢者がいる家庭のチェックポイント
赤ちゃんのミルク作りや高齢者の水分補給には、安全性と温度調整が大事。
お湯と冷水がすぐに出せるウォーターサーバーなら、調乳にも便利ですし、火を使わずにお湯が出せるので安心です。
また、高齢者の方には、ボトル交換がラクな下置きタイプや軽量タンク対応モデルが使いやすいでしょう。
重たいものを持ち上げる必要がなく、日常的に安心して使えるのがポイントです。
ランニングコストと手間のバランスを確認する
ウォーターサーバーを選ぶとき、意外と見落としがちなのが「月々にかかるお金」と「日々の手間」です。
見た目や機能だけで決めてしまうと、あとから「思ったよりコストが高い…」「交換が面倒…」となりがちなので、最初にしっかり確認しておきましょう。
水代・電気代・メンテナンス費用の比較
まず注目したいのが「水の料金」。
宅配型の場合、12リットルで1,500円前後が相場。
月に2本使うと3,000円ほどになります。
一方、浄水型は水道水を使うので、水代はほぼかかりません。
そのため、長期的には浄水型の方がコスパが良くなる傾向があります。
電気代は、エコモードの有無や保温方式によって変わりますが、月に300~1,000円ほど。
最近は消費電力の少ない機種も増えているので、スペック欄を要チェックです。
また、機種によってはフィルター交換や定期メンテナンスが必要になります。
宅配型では無料メンテナンスが付いていることが多いですが、浄水型の場合はフィルターの交換代(数千円)が定期的にかかる場合もあります。
ボトル交換の手間とストック場所の確保
宅配型を使う場合、ボトル交換の頻度や重さも考慮しておきたいポイントです。
特に12リットルのボトルは重く、持ち上げるのが大変。
床置きタイプや軽量ボトル対応機種を選ぶと、交換がぐっと楽になります。
また、使っていないボトルのストックや、使用済みボトルの保管スペースも必要。
収納スペースが少ない家庭では、ボトル不要の浄水型が便利です。
補充のたびに重たいボトルを運ぶ必要がないので、日常的な手間がかなり減ります。
安全面や衛生面でチェックすべきポイント
ウォーターサーバーは毎日使うものだからこそ、安全性や衛生面はとても大切。
特に小さなお子さんがいる家庭や、高齢の方と暮らしている場合は、細かい部分までしっかりチェックしておきたいですね。
チャイルドロックや自動クリーニング機能の有無
まず注目すべきはチャイルドロック機能。
熱湯が簡単に出せるウォーターサーバーだからこそ、誤操作によるやけどを防ぐために必要です。
小さなお子さんがいる家庭では、冷水・温水それぞれにロックが付いているタイプを選ぶと安心です。
最近では、長押し操作でロック解除するタイプや、ボタンが高い位置にあるデザインも人気。
「いたずら防止」にも効果的です。
次に気をつけたいのが衛生面。
ウォーターサーバーの内部に湿気がこもると、カビや雑菌の原因になることも。
そこで便利なのが、自動クリーニング機能。
本体内部を定期的に高温殺菌したり、循環させたりして、常に清潔な状態を保ってくれます。
メンテナンス頻度やフィルターの交換時期
機種によっては、メンテナンスが必要な頻度やフィルターの交換時期が違います。
宅配型の場合、定期的に業者が点検してくれるものもありますが、自分で掃除が必要なモデルもあります。
浄水型では、フィルターの性能と交換サイクルが重要なチェックポイント。
たとえば「半年に1回交換」「1年に1回交換」など、製品によって異なるため、使用頻度と合わせて検討しましょう。
衛生面での心配が少ないモデルを選べば、日々のお手入れもグンと楽になります。
デザインや設置スペースも意外と重要
ウォーターサーバーを選ぶとき、「性能や価格ばかりに目がいって、デザインやサイズはあと回しにしてしまった…」という声、実はよく聞きます。
でも、毎日目にするものだからこそ、見た目や置き場所の相性も意外と大事なんです。
インテリアに馴染むかどうか
最近のウォーターサーバーは、白や黒を基調にしたシンプルでスタイリッシュなデザインが増えています。
中には、木目調やマットな質感のサーバーもあり、リビングやダイニングに自然に馴染むものも多く登場しています。
「家電感が強すぎるのはちょっと…」という方でも、インテリアの一部として楽しめるデザイン性の高いモデルを選べば満足度もアップ。
見た目を重視することで、生活空間がより心地よくなりますよ。
キッチン?リビング?置き場所による使い勝手
ウォーターサーバーはキッチンに置く人もいれば、リビングに設置する人もいます。
使う頻度や目的によって、ベストな置き場所は変わってきます。
たとえば、料理や洗い物のついでに使いたいならキッチンが便利。
反対に、家族みんなが気軽に水を飲めるようにしたいなら、リビングやダイニングの一角がオススメです。
ただし、設置場所にはコンセントが必要で、排熱スペースもある程度確保する必要があります。
また、タンクの補充やボトル交換を考えると、周囲にある程度のスペースが必要になる点も要チェックです。
コンパクトな卓上タイプなら、カウンターや棚の上にも設置できるので、スペースが限られている方には嬉しい選択肢です。
浄水型ウォーターサーバーという選択肢も◎
これまでのウォーターサーバーといえば、宅配型が主流でしたが、最近では浄水型ウォーターサーバーの人気が急上昇しています。
「水を買わなくていい」「ゴミが出ない」「ストック不要」など、日常のちょっとした面倒をなくしてくれるのが魅力です。
ここでは、そんな浄水型のメリットについて詳しく見ていきましょう。
水の購入・受け取り不要でラクラク
浄水型は、水道水を本体に入れてフィルターでろ過する仕組み。
そのため、ペットボトルや宅配水を買う必要がありません。
「水の受け取りが面倒…」「ボトルが届く時間に家にいない…」という方にはピッタリのタイプです。
また、ゴミが出ないので、環境にもやさしく、ボトルの置き場所を気にする必要もありません。
買い物のたびに重たい水を持ち帰るストレスからも解放されます。
コスト面でのメリット
浄水型の一番の魅力は、やはりコストの安さです。
水道代は1リットルあたり約0.2円前後なので、毎日たっぷり使っても財布にやさしいのがポイント。
月額の定額プランで使い放題のものも多く、宅配型よりも年間で数万円お得になるケースも。
特に、毎日たくさん水を使うご家庭や、一人暮らしでコストを抑えたい方におすすめです。
最新モデルの性能や味も進化中
「浄水って味がイマイチなのでは…?」と思われがちですが、最近のモデルは高性能フィルターを搭載しており、不純物やニオイをしっかり除去してくれます。
また、冷水・温水はもちろん、80〜90度のお湯や常温水を選べる機種もあり、用途に合わせて使い分けられるのも便利。
まさに、機能性と経済性を兼ね備えた、新しい時代のウォーターサーバーと言えます。
まとめ:自分に合ったウォーターサーバーで快適な生活を
ウォーターサーバーは、水を飲むだけの家電…と思われがちですが、選び方次第で暮らしの快適さがぐんとアップします。
自分のライフスタイルや家族構成、使う目的をしっかり見極めて選ぶことが何より大切です。
高機能な機種に目がいきがちですが、本当に必要な機能が備わっているか、自分にとって続けやすい価格や使い方かを意識してみてください。
特に最近は、コスト面や手間の少なさで浄水型ウォーターサーバーが注目を集めています。
「水を買う時代」から「水を作る時代」へとシフトしている今、浄水型は新しいスタンダードになりつつあります。
もし、どれにするかまだ迷っているなら、無料お試しキャンペーンやレンタルサービスからスタートするのもおすすめです。
実際に使ってみることで、自分にとって本当に合うかどうかがよくわかりますよ。
あなたにぴったりのウォーターサーバーが見つかりますように。
毎日の水分補給が、ちょっと楽しくなるきっかけになりますように。
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